昨今の時代の変化は複雑で速く、経済のグローバル化、産業の空洞化、一極集中化等が進む中、様々な格差が生じてきており、地方経済はますます疲弊の色が濃くなってきております。特に高知県は核となる地場産業が少なく、人口は全国に15年先行して自然減となり、高齢化率の上昇でも10年先行している課題先進地域とも言われています。 このような環境下、高知県の経済・産業基盤の強化及び地域の活性化を図る為には、既成の概念に捉われない新しい発想で新規事業を創造・起業・育成することが必要不可欠と考え、上部団体である「日本ニュービジネス協議会連合会」及び「四国ニュービジネス協議会連合会」と連携し、平成23年8月1日に設立されました。 |
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高知県には豊かな自然があります。 この豊かな自然環境を活かした高知県固有の事業を創造・育成していくことは、ニュービジネスに繋がるチャンスになると考え、特に一次産業活性化事業・地産地消の新しいエネルギー事業・社会コミュ二ティー創造事業・高知県産の豊富で且つ安全・安心な「食」を中心とする事業、県内企業同士や県外企業からの橋渡しをするビジネスマッチング事業などを重点施策として取り組んで参りました。 又、本年度からはこれまでの活動から発展させて、次の世代の高知社会のために持続可能を目指した『100のニュービジネスを創造する』をスローガンにいたしました。 真剣に新しい事業を起こそうとする志ある人達、アーリーステージにある企業等を資金調達面で支援するための団体として、地域創生の活動を拡げております。 新しい起業やニュービジネスは、これからの時代、何をするか?というよりも、どこで?誰とつながっているのか?というのが戦略上、とても重要になってきます。 高知では自由な気質、平等の風土、その他、地場で育まれた資源に恵まれているて、人と人との距離が近く、お互いに助け合い栄えていく「共存共栄」の根があります。 高知県内の事業者の皆様方、又新規事業の起業を考えている皆様方、本協議会の活動に気軽に参加していただき、フランクに意見交換や交流を行い、様々なネットワークを活用していただくことで、新たな事業の創造・展開のお役に立てる「場」を提供できるものと確信しております。 地域創生のために、「高知県を元気にする」ためにも、多くの皆様の応援とご参加を心よりお待ちしております。 |
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2019年9月 一般社団法人 高知ニュービジネス協議会 設立者 小川 雅弘 |
一般社団法人高知ニュービジネス協議会は、平成23年8月に高知県の経済・産業基盤の強化と地域の活性化を目指して、新たな発想による既存概念の脱却が、新規事業の創造、起業、育成に不可欠であると認識し、日本ニュービジネス協議会連合会および四国ニュービジネス協議会連合会と連携し、小川雅弘前会長を中心に設立されました。 当協議会が推進する3つのプロジェクト、「新たな産業の開発」「新規事業の創造」「新たな交流・発信地の開拓」を柱に、起業支援・事業継承、ニュービジネス・プリンス、観光イノベーション、IT経営、いなか再構築、GXなどの6つの常設委員会が活動しています。 |
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高知県が直面する「人口減少と高齢化」「経済格差と地域間格差」「産業の多角化と新たな雇用機会の創出」「自然災害への対応」「観光資源の持続可能な活用」といった課題に対処するためには、地域の関係者や住民、行政が協力し、継続的な取り組みと政策の実施が不可欠です。特に、高知県における女性活躍と多様性の推進、外国人材と地域社会の共生、そして起業家育成支援と国内外のビジネスマッチングは、地域社会の発展と持続可能な未来の実現に向けて重要な役割を果たします。 私たち高知ニュービジネス協議会は地域の経済発展と持続可能な成長を目指す重要なプラットフォームとして、地域社会への貢献を目指しています。ぜひ多くの皆様にご入会、ご参加いただき、会員相互の協力のもと、共に高知の未来を築いていきましょう。 |
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2024年5月 一般社団法人 高知ニュービジネス協議会 会長 燒 一郎 |